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ブログ 起業支援

自分がかけた勝手な呪い

#自分らしく生きる#踏み出す勇気

輝く未来への階段

    何かに囚われて生きてないか

    あと3日経ったら
    あと3ヶ月経ったら
    あと3年経ったら

    失恋した時の痛みも、仕事で失敗した時も、会社を辞めようか悩んだ時も、夫婦関係に悩んだ時も、私はなんとなく「3」という数字が思い浮かぶ。私にとって人生を耐えるために使ってきた数字だ。3って割り切れない数字であることも関係してるのかなと思ったり。割り切れなさと、やりきれなさって、どうにもならない感じがなんか似ている。

    あなたが今耐えているものはある?これというものが挙げられないほどに、私にはありすぎる。でも楽しみながら耐えようと思う。耐えきった先に未来は開ける。そう思うのは、昭和の教育の刷り込みかもしれないが。

    私はきっとこれからも、3という数字に囚われながら生きるのだろう。

    「自由が効かない状況だから動けない」は逃避であり怠慢

    数字でなくとも、何かに囚われ縛られて生きている人は多いと思う。それは親だったり、パートナーだったり、子供だったり、仕事だったり、職場だったり、ずるずる続く恋愛だったり。でもそれはよくよく考えると、囚われているのではなく、自分で勝手にかけた呪いではないだろうか。何かと理由をつけて囚われている風に思っているだけのことかもしれない。囚われていると考える方が楽なこともあるから。

    人は自由を望むけれど、本当に解き放たれると、途端に何をしていいかわからなくなってしまう。ある程度縛られて、ある程度制限がきいたその中でこその自由の方が動きやすいのである。世界中の全員が、お金もたっぷりあって、食べるものにも全く困らずに、何不自由もなく生きられる、そんな世界が来たら、おそらく人類は滅びてしまうだろう。実際に、ラットを使った実験でそれは実証されているという。

    自分の人生は自分で創る

    自分の辛い状況を嘆いて、社会のせい、政治のせい、境遇のせいと、何かのせいにすることは簡単だ。だけど、他人任せに生きていたらもったいないと思う。自分の人生は自分で切り開いて精一杯生きたほうが絶対楽しいのだから。

    私は起業コーチとして、多くの方達の背中を押すことをライフワークとしているが、自分の人生を生きる方法は、起業という選択肢以外にもいくらでもあると思っている。起業じゃなくても本当になんでもいい。起業が身近なものになりつつあるが、起業に向き不向きは正直あるし、誰もがガンガン稼げるビジネスを創れるとは限らない。でもビジネスを通じて、自分のやりたいことにチャレンジしてみたり、自分の強みや弱みに向き合ってみたり、人や社会との繋がりを感じてみたり、生きがいを見つけたり、そんな過程を経ることができるのが、起業にチャレンジすることの醍醐味だと思っている。

    「私の人生は私のもの」

    これはミュージカル「エリザベート」の中のセリフだ。様々な困難の中でも自分らしく生きようと決めたエリザベートの「私だけに」という曲は、初めてこのミュージカルを観劇した時にとても私の心に沁みたのを覚えている。もし気になる方は、YouTubeなどで「エリザベート 私だけに」などと検索して聴いてみて欲しい。

    自分らしく生きるといっても、何からどう始めていいかはわからないもの。そんな時は是非ロールモデルとなる人(こんな風になりたいと思う人)を探してみてほしい。ロールモデルが見つからない場合には、私のような起業コーチのようなプロの手を借りて、一歩踏み出してみるのも良いと思う。小さな一歩はいずれ大きな一歩へと繋がるのだから。

    さあ、自分がかけた勝手な呪いを解き放とう。

    この記事の著者

    合同会社きらりすと 代表 内原絵美

    千葉大学法経学部総合政策学科卒業。群馬県出身。
    製薬会社・広告代理店での経験を経て、2015年にファッションブランドを立ち上げ起業。「第2回創業スクール選手権」にてビジネスプランが最優秀賞「経済産業大臣賞」を受賞。ビジネスの傍ら、地方創生やまちづくりにも携わる。
    2020年に女性起業支援プロジェクト「Lady★Go」を行政と共同で立ち上げ、全体統括・企画・プロデュースを担う。
    現在は、大手企業へのPR戦略立案やライティング、地域資源を活用した新規事業開発など、幅広いコンサルティング事業も展開。全国各地で起業・キャリアに関する講演活動も精力的に行っている。

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