老害になりたくない人が知っておきたい3つのポイント—若手から必要とされる人間で居続けるために— | 合同会社きらりすと

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老害になりたくない人が知っておきたい3つのポイント—若手から必要とされる人間で居続けるために—

#チームワーク#世代間のシナジー#経営マインド#経営知識#老害にならないために

あなたは「老害」になりつつありませんか?

「今の若い子は…」「私たちの時代は…」と口にしたことはありませんか?
もしかしたら気づかないうちに、あなたは組織の中で「老害」と呼ばれる存在になりつつあるかもしれません。30代半ばを過ぎたあたりから、人は二つの道に分かれます。若手からも慕われ必要とされる人物になるか、それとも若手のモチベーションを下げ、組織の発展を妨げる「老害」になるか。

OSHINOMICS Report」によれば、世代を超えた共通の価値観や関心事(「推し活」など)が幸福度を高める効果があり、世代間のギャップが縮まる「消齢化」の傾向も報告されています。しかし、職場では依然として世代間の断絶が問題になっているのです。

では、若手から必要とされる存在であり続けるために知っておくべき3つのポイントを一緒に見ていきましょう。

ポイント1:「絶対解」という幻想を手放す

「老害」の典型的な特徴は、自分の経験や知識を絶対視することです。確かに長年の経験から得た知見は貴重ですが、それが唯一の正解だと思い込むのは危険です。

研究によれば、年齢を重ねるにつれて認知的柔軟性が低下する傾向があります。しかし、これは避けられない運命ではありません。意識的に異なる視点を取り入れることで、柔軟性を維持できます。

若手の意見や感覚を否定せず、それらを貴重かつ有用なものとして捉えましょう。経験の浅い若手であっても、自分にはない感覚や角度からの意見は非常に重要です。日本のオタク文化市場が2023年度に約8,000億円超の規模に成長したのも、若い世代の感性を取り入れた結果です。

実践のヒント:
毎週、自分と全く異なる意見や背景を持つ人と話す時間を意識的に作りましょう(話す時間は30分くらいとれるといいですね)。特に自分と年の離れた年代との対話は、新しい視点を得るのに役立ちます。あなたが40代であれば20代の社員と話すなど。

ポイント2:「なりたくない自分」のチェックリストを持つ

自分が若手だった頃、「こんな老害のような人にはなりたくない」と思った人物像を思い出してみてください。そして、今の自分がその人物に近づいていないか定期的にチェックしましょう。

内閣府の「平成24年度 年次経済財政報告」によれば、『日本を公平な社会と思っている人ほど幸福度が高い』という調査結果が示されています。この知見を組織に当てはめるなら、公平性を重んじ、若手の意見も尊重する風土づくりが、全体の幸福度向上にもつながると考えられます。

実践のヒント:
若い頃に「こんな上司にはなりたくない」と思った特徴を5つリストアップし、スマホのメモに保存しておきましょう。頻繁ではなくてもいいので、月に一度、自分の行動をこのリストと照らし合わせて振り返る時間を作りましょう。

ポイント3:「若手にないもの」を自覚し、シナジーを生み出す

経験を重ねた人材が組織で重宝され続けるためには、若手にはない価値を提供し続ける必要があります。同時に、これからの日本や世界を作っていくのは若い世代だということを忘れてはなりません。

若手にはない「経験知」や「人脈」、「全体を見渡す視点」などを提供しつつ、若手の持つ「新しい感覚」や「テクノロジーへの適応力」を尊重することで、世代間のシナジーが生まれるのです。

実践のヒント:
若手に対して「答えを教える」のではなく、「質問を投げかける」スタイルのコミュニケーションを意識してみましょう。また、若手の意見に「でも」や「しかし」で返すのではなく、「それは面白い視点だね、そこからどんなことが考えられる?」と発展させる会話を心がけましょう。

もし自分に「老害」の兆候があったら?

自分の中に「老害」の兆候を発見したとしても、遅すぎることはありません。変化は常に可能です。

  1. 謙虚さを取り戻す: 自分にはわからないことがあると認めることから始めましょう
  2. 学び続ける姿勢: 特に若い世代から学ぶ姿勢を持ちましょう
  3. フィードバックを求める: 信頼できる若手に率直な意見を求めてみましょう

「消齢化」という現象は、世代間の壁が低くなっていることを示しています。趣味や嗜好における世代差が縮まっている今、職場でもその流れを取り入れる好機と言えるでしょう。

おわりに

組織の中で老害にならず、若手からも必要とされる存在であり続けるためには、自分の経験を絶対視せず、若い世代の価値観を尊重し、世代間のシナジーを生み出す意識が重要です。

幸福度研究によれば、異なる世代間の相互理解と共感が、個人の幸福度だけでなく組織全体のパフォーマンスも向上させます。あなた自身が変わることで、組織全体がより健全で創造的な場に変わっていくかもしれません。

「老害」ではなく「経験知と柔軟性を兼ね備えたメンター」として、若い世代と共に成長していけるように、今日から心掛けていきましょう。

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    この記事の著者

    合同会社きらりすと 代表 内原絵美

    千葉大学法経学部総合政策学科卒業。群馬県出身。
    製薬会社・広告代理店での経験を経て、2015年にファッションブランドを立ち上げ起業。「第2回創業スクール選手権」にてビジネスプランが最優秀賞「経済産業大臣賞」を受賞。ビジネスの傍ら、地方創生やまちづくりにも携わる。
    2020年に女性起業支援プロジェクト「Lady★Go」を行政と共同で立ち上げ、全体統括・企画・プロデュースを担う。
    現在は、大手企業へのPR戦略立案やライティング、地域資源を活用した新規事業開発など、幅広いコンサルティング事業も展開。全国各地で起業・キャリアに関する講演活動も精力的に行っている。

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